24年6月18日 公開
皆さん、こんにちは!😄
本日の記事では、表題の通り「遮熱塗料」について解説していこうと思います!
外壁塗装や屋根塗装をご検討中の方へ、塗装をご依頼頂く際に、お役立ちする情報となれば嬉しく思います✨
暑い日が続くと、「遮熱効果のある塗料があるけれど、実際涼しいの?」と疑問に思った事は無いでしょうか?
また、「遮熱効果があれば、エアコンなんて要らないんじゃないの?」と思うこともあったかもしれません。
本日は、皆さんのそんな疑問にお答えします。
よろしくお願い致します!😄
目次
「遮熱塗料」って?🤔
遮熱塗料とは、太陽光を反射する効果を持つ塗料を指します。
正式な名称を「高日射反射率塗料」と言い、工業規格も定められています。
遮熱塗料を塗布した屋根や外壁は太陽光を反射するため、室内の温度上昇を抑制する効果が期待できます。
遮熱塗料はその性能から省エネ商品として国に推奨されており、自治体によっては遮熱塗料での塗装に補助金が下りる場合があります。
似たような名前と性能を持つ塗料として「断熱塗料」と呼ばれる塗料もありますが、遮熱塗料と断熱塗料の2つには明確な違いがあります。
違いとしては、
遮熱塗料は「暑さを軽減する効果はあるが、冬の寒さ対策にはならない」ですが、
断熱塗料は「室内の温度変化を軽減するため、暑さ対策だけでなく寒さ対策にもなる」
といった風になります。
「遮熱塗料」を塗ると、部屋の温度は何℃下がる?
室内では、およそ1 ~ 3℃ほどの低減効果が期待できます。
たった1~3℃?それだけ?
と思うかもしれません。
ですが、一般には室内温度が1℃下がると、約10%の空調費が削減できると言われています。
なので、体感はできないかもしれませんがエアコンの電気代節約💰やエアコンの効きが早くなったりします!
下の写真は、エースペイントで取り扱っているプレマテックス社製の弱溶剤系塗料「MUGA FREEZA」※を塗装した屋根の実際の表面温度になります。
※こちらも遮熱塗料となっております
屋根材の温度が下がるという事は屋根材の熱での劣化を遅らせることも出来るので、結果的に長持ちにもつながりますね✨
「遮熱塗料」をオススメできる屋根材
これから、この「遮熱塗料」をオススメできる屋根材と、逆にオススメできない・オススメしにくい屋根材をご紹介します✨
屋根の素材が
・スレート瓦 ・トタン
・ガルバリウム鋼板 ・アルミなど
の場合は遮熱効果を発揮しやすいので、これらの屋根材にはオススメです。
金属は「熱伝導率」が他の屋根材よりも高いです。また金属屋根やスレート瓦は素材が薄く、表面の温度がすぐに裏へと伝わります。
結果として、室内温度があがりやすい素材だからこそ、遮熱塗料を塗ると効果を発揮してくれるんです✨🛡️
「遮熱塗料」をオススメできない(しにくい)屋根材
遮熱塗料をオススメできない(しにくい)屋根材は、厚みのある瓦(セメント瓦など)です。
陶器瓦やセメント瓦、コンクリート瓦などは、元々厚みがあり、それに伴い断熱性を持っていますので、遮熱塗料を使用したとしても遮熱効果をあまり実感できないのでもったいないですね😅
「遮熱塗料」のメリット
他にもある遮熱塗料のメリットを、下記に挙げさせていただきます。
①節電効果がある
遮熱効果により部屋の温度を低くさせるので、光熱費の節約につながります。
近年電力不足といわれる日本では、遮熱塗料を採用することは理にかなっています。
②外壁や屋根の寿命が延びることに繋がる
遮熱塗料を使うと塗装した面の温度を低くする事が可能ですので、熱による素材への影響を低くさせられます。
屋根に塗った場合は屋根材を、壁に塗った場合は外壁材の寿命を長くする事に繋がります。
特に金属に塗布すると、温度差により金属の熱膨張を防ぐ事につながります。
塗膜のひび割れ等の防止にも役立ちます。
③助成金を使って塗装ができる場合がある
遮熱塗料は、その特性により二酸化炭素(CO₂)の増加に歯止めを効かせる省エネ効果が期待できるため、自治体から助成金が下りる場合があります。
この制度は自治体全てにあるわけではないですが、遮熱塗料での塗装を検討しているのであれば一考の余地があると言えるでしょう。
「遮熱塗料」のデメリット
しかしながら、メリットがあればまたデメリットもあるのが残念ながら世の常です。
これから、遮熱塗料のデメリットを下記に挙げさせていただきます。
①一般的なシリコン塗料よりもコストが若干高い
遮熱という機能をもっている分、シリコン塗料と比較すると費用がやや高くなってしまいます。
世に出始めた当初の価格差は10万円ほどあったと言われていますが、徐々に縮まってきていたのもあり現在では価格差はほとんどないと言っても過言ではないほどです。
最近ではひと缶当たりの単価の差は数千円単位となっています。
②塗膜自身の耐久性が高いわけではない
塗膜の耐久性で見ると、遮熱塗料とシリコン塗料に大きな差はありません。
遮熱塗料は太陽光の反射率の高い塗料で、無機塗料などのように塗膜自身の耐久性が高い塗料ではないのです。
その証拠に、一般的なシリコン塗料と同等の耐用年数であるおよそ8年~12年が遮熱塗料の耐用年数となっています。
③劣化すると遮熱効果も落ちる
どんな高性能な塗料にもいえることですが、経年劣化により性能が落ちていきます。
特殊な機能や性能をもった塗料での塗装を検討する際は、「機能がいつまで保たれるのか」や「時間の経過とともに性能がどれくらい落ちていくか」といったことを選定に入れる必要があります。
④断熱効果は期待できない
先程も少し挙げたように、遮熱塗料には断熱効果は備わっていません。
断熱材や断熱塗料の特性である「冬場に建物を寒さから守る力」を遮熱塗料は持っていないのです。
遮熱塗料の機能は、あくまでも太陽光の反射により表面の温度が上がるのを防ぐことに留まります。
外からの熱が内部に伝わるのを遮ることは可能でも、中の熱を外に逃がさないことは不可能です。
付け加えるならば太陽光を反射する効果は、冬場の室温が下がってしまう為寒さの厳しい地域には不向きです。
以上が「遮熱塗料」のメリット、デメリットになります。
まとめ
遮熱塗料は、真夏の暑い日に少しでも屋根の温度を下げてエアコンの効きを良くしたい方にオススメです🎵
外壁に使用することもできますが太陽があまり当たらない箇所では効果が薄くなってしまいますので、費用を抑えたい方は屋根に使用しましょう😄
本日もエースペイントのコラムを最後までお読みいただき、ありがとうございます😌
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