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外壁の素材の違い

例として、素材がモルタルやコンクリートだとひび割れを防ぐ効果を持つ塗料を使用します。

理由はひび割れが発生しやすい素材であるからです。

反対にALCや窯業系サイディングだと、水分に弱いので防水性のある塗料を選びます。

また、塗料ひとつ取ってもこれはローラー工法に合う、別のものだと刷毛工法に合う等の違いがあります。

新築時や塗り替える際に、どんな塗料を使ったか

塗り替えの際には、新築時または前回の塗装で使用した塗料に合うものを使います。

新築の外壁には、安価なアクリル塗料が使われていることが多いです。

下地の状態でひび割れ等がある場合、塗装前に補修をします。

なので、ひび割れ等が多いと補修に割く時間が長くなります。

補修を行わずに塗装すると、ひび割れの再発や塗膜剥離、塗膜の膨れ等が劣化の初期症状となって現れてきます。

①ひび割れの再発

ひび割れの上から塗装をすると、塗膜はひび割れについていけなくなり、やがて割れてしまいます。

【和歌山市】Ｋ様邸　サッシ周り　ひび割れ

塗装をする面の汚れの除去が十分でなかった場合、塗料が下地に密着せず数年で剥がれてくる場合があります。

また、塗料メーカーが指定する乾燥時間を守らずに塗った場合にも発生する場合があります。

【橋本市】Ｙ様邸　腕木（木部）　塗膜剥離

③塗膜膨れ

下塗り材を塗った後の乾燥時間が十分でなかった為、閉じ込められた水分が気化して塗膜を押し上げ、膨れが発生します。

【和歌山市】Ｈ様邸　擁壁　塗膜膨れ

様々な下地の状態があることがお分かり頂けたでしょうか？？💦